ナオちゃんがごはんを食べようとしたら、公園側の植え込みからニャオ男が現れた。
ニャオ男は体を伸ばし気味にナオちゃんを見つめ、
威嚇するナオちゃんめがけて走ってきた。
一目散に逃げるナオちゃん。
ふたりとも目にも止まらぬスピードで道路の向こうへ消えていった。
ああ、どうしようと立ち尽くしていたら黒猫が来て、ナオちゃんのごはんを食べてしまった。
その後も黒猫はわたしの回りをつきまとい、なかなか去ろうとしない。
黒猫がいる限り、ナオちゃんは出てこない。
諦めて帰途についたけれど、黒猫はどこまでも着いてこようとする。
何度か元来た道に戻り、最後は駐車場の内側を走りぬけてようやく黒猫の尾行から逃れることができた。