自衛隊病院前の歩道で、ヘビが息絶えていた。
グリーン系のうろこのヘビだった。
踏みつけられたら可哀想だと思ったが、ふれることができず。
近くに段ボールなどもなく、そうかといってそのままにするのもためらわれた。
市役所に電話して、「回収」を依頼した。
「ヘビ、ですか?」とどの窓口でも問い直された。
*
種の違いによって、命の価値は変動するのだろうか。
当然のように、
人間の命よりも動物の命は軽んじられているが、
それはどうしてなんだろう。
と、いつも思う。
肉を食べて当然の「文明」社会である。
食べられる側の命はどんどん軽視される。
わたしが他の種の命を軽視していないかどうか、試されているのだろうか。
これ以上悲しい出会いが続かないことを願う。